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新型コロナウイルス抗体検査体験記

こんにちは。凛です。

 

「新しい日常」が始まって早々、

再度緊急事態宣言も充分あり得るのではと思う最近です。

 

実は最近、新型コロナウイルスの抗体検査を受ける機会がありました。

 

結論から言うと陰性だったのであまり参考になるものではないのですが、雰囲気だけでも知れたら安心する人がいたりするかなと思いまとめておきます。

 

※医療従事者ではないものが書いております。致命的な誤解を与えそうな表現がありましたらお伝えください。

 

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抗体検査とは?

今回は、新型コロナウイルスの抗体(ざっくりいうとその病から体を守ってくれる物質)があるかの検査です。

 

混同しないで欲しいのは、PCR検査(新型コロナウイルスに罹っているか)とは全くの別物です。

万が一新型コロナの様な症状が出ても「PCR検査してくれない!抗体検査…?これなら受けられるかな?」なんてことは絶対しないでください。目的が全く別です。

 

抗体検査で何がわかるの?

すごくざっくりいうと「その病に太刀打ちできる物質が体内にあるか?」が分かります。抗体は多くの人が持っていた方が良いのですが、抗体は基本その病に一度罹ってしばらくしないと出来ません。一回経験すると会議を経て対策法を身体が考えてくれるんですね。

 

今回は新しい病な上に致死率や重篤になるパーセンテージが高いため、多くの人が罹って抗体を持つということは叶っていません。

 

小さい頃に予防接種を受けると思いますが、あれはかみ砕くと「予防したい病をごく弱く発症させて、抗体を作らせる(次に罹っても太刀打ちできるようになる)」ということです。今回は新しい病なので予防接種が存在していないんですよね。

 

(冒頭で今回は叶っていないと言いましたが)「皆がいっそその病にかかって抗体を持つってのは?」っていう考えが“集団免疫”ですね。日本も最初はちらっとこれをやろうとしたみたいでしたが、早々に方向転換したっぽいです。

 

今回、集団免疫を貫いたのはスウェーデンですが、現時点では死者数が多く、あまり芳しくありません。ただ集団免疫は「皆がその病にかかろうとする」ので、国内の経済活動は停止しません。なので経済活動面には利点があります。いろいろな面を考慮して結果的に良かったのか?悪かったのか?という最終結果が見えるのはもっともっと先です。

 

ちなみに、東京では0.10%、大阪は0.17%の人が抗体検査に陽性反応が出た(抗体を持っている)ようです。

 

どうやって検査するの?

私の場合は腕からの採血でした。

検査前にさくっと調べた限りでは指先から数滴とる方法などもあるようです。 

 

私の場合は採決時は普通で、看護師さんも防護服などは来ていません。

健康診断の採血と同じ感じでした。

採血後15~30分程度で結果がでます。

 

私は団体で受けたため、別室へ呼ばれ「今回は陰性でした」と告げられました。ここで陽性だと、念のためPCR検査も行うそうです。

 

少しまぎらわしいのですが、

PCR検査だと陽性反応=感染している=どうしよう!

となると思います。が、抗体検査は「その病に太刀打ちする物質を持っているか」の検査なので、

 

抗体検査で陽性反応=抗体を持っている=むしろ良いこと

 

って感じなのです。ややこしい。

 

費用はいくらくらい?

大体1万円弱~2万円のようです。

私はたまたま所属する団体で集団で受けることになり、個人負担はありませんでした。

 

スポーツ選手などは毎月行っているそうです。

陰性の場合、一度受けてはい終わり!の検査ではないので、回数分の費用がかかります。

 

抗体検査が陽性になるとどうなるの?

今回私は陰性だったので詳しくは分かりませんが、抗体検査が陽性だと、念のためPCR検査も行うそうです。

 

ただ、抗体は罹ったしばらくたたないと出来ないはずなので、この場合のPCR検査は本当に「一応」って感じなのではないかな?と思います。(違ったらすみません)

 

新型コロナウイルスは「再陽性になった」というケースも多少あったはずなので、その辺りのデータを取りたいのかな?

 

 

 

今回は陰性だったのでここまで。

願わくば何もないまま終息してくれれば嬉しいんですけどね。

何かの参考になれば幸いです。

 

それでは、また次回の記事で。