本とPCとカナリアと

美容とコスメと坂道アイドルにはまった会社員の記録

はじめての防災①備え編

 

こんばんは。凛です。

 

平成最後の1年であった去年、沢山の災害がありましたね。

 

大雨、台風、地震…。

それらに直面した時の備えは万全でしょうか?

 

正直何を集めたら良いのかわからず、備えをしていない方も居るのでは無いでしょうか。

 

今回は私なりに調べて、実際に自宅の非常用持ち出し袋に入れているものについて書いていきます。

長文&総額が大変なことになったのですが、この中からいくつかでも良いので備えて頂けたらあ…と願います。

 

  
非常用食品について

 

 

 まず最初に思いつくのは食品ですよね

「大丈夫!用意してるよ!」って方、食品は賞味期限が過ぎてしまっていたりしませんか?

 

冷やっとした方は、見直すついでに、以下の項目も参考にしてみて下さい。

 

そもそも食品はどれくらい必要?

 災害が起きて交通が麻痺した場合、救援物資が届くまで約3日かかると言われています。あくまで一つの目安なので、もっと早く来ることもあるし、来ないこともあります。

 

「避難所になりえる施設には、非常食等の備蓄があると思うのだけど、それでは賄えないの?」と思う方も居ると思います。

 

私はいくつかの施設の備蓄を見たことがありますが、正直心許ないというのが感想です。最低限の食品は自分で持っていた方が安心だと思います。特に、ミルクが必要なお子さんをお連れの方。非常用の備蓄にミルクがある施設はあまり無い印象です。

 

避難先でも食べやすい非常食

 非常食としてパッと思い浮かぶのはカンパンだと思います。実際それを持ち出し袋に入れてる方も多いと思います。

 

それでも良いのですが、個人的には「水で戻すことの出来るご飯類」をオススメします。お粥や炊き込みご飯風等、様々なものが発売されています。

 

硬めの食材はお年寄りや小さなお子さんだと食べにくいことがありますし、今の非常食は魅力的なものが沢山あります。

 

非常時はお湯が手に入らない事があるので、パッケージに「水でもOK」と書いてあるものがオススメです。

 

スプーンかお箸も忘れず入れておきましょう。

 

 

生命線の水

 

 お水は1日あたり1人2ℓ備蓄すると良いと言われています。

正直なところ、家族が多い方はその量を常にただ備蓄するのは困難です。

 

我が家では、私が普段飲む天然水を箱買いし、中身をローテーションしつつ常に5~10ℓ位は家に水がある状態にしています。

 

ミルクが必要な子供を持つお母さんはミネラルウォーターではなく天然水の備蓄をオススメします。

 

また、夏場に被災したことを想定して、粉末のポカリを一緒に入れておくと安心です。

 

 

鉄板の防災用品

 

 ここからは他のサイトにも載っているような定番品についてです。

ただ羅列するだけでなく、どうして必要なのか?も書いています。

 

軍手

 

 

避難後、崩れた瓦礫の除去作業で使えます。

手を護るだけではなく、あなたの命を護るものです。

 

というのも破傷風という感染症の原因菌は土の中にいるケースが多く、感染すると重篤な症状を引き起こします。破傷風は早期の処置がなければ十分死に至る病気です。

 

本来は幼少期に予防接種を打っているものなのですが、1970年代ごろ児童だった方は接種状況はバラバラだったり、打っていても効果が薄れているケースがあります。

 

その他の感染症を防ぐためにも、軍手は必要です。

 

救急用品

 

 非常時、ケガをしなこと、ケガをした場合は傷口を清潔に保つことはとても大切です。普段は何でもないことが、そうではなくなります。

消毒液・絆創膏等、最低限のものは備えておきましょう。

 

非常用毛布

私が疎すぎて知らなかったのですが、銀色のペラペラの素材の非常用毛布と言うものが存在します。

侮るなかれ、中々保温性があり重宝します。折りたたむと手のひらサイズなので、一つ入れて置いていいと思います。

購入も可能ですが、私は献血に行った際に頂きました。

 

 ラップ

 

ラップは非常時にとても役に立ちます。

板に巻けば皿代わりになるし、また普通の皿に敷くことで水で洗わなくても良い状態を保てます。

上記で紹介した毛布で寒さを賄えない場合、体に巻けば保温が出来、止血も出来ます(清潔な布があったらそちらを使ってね)

普段は意識しないかもしれませんが、ラップを発明した人は偉大です。

 

常備薬

 

 これは持ち出し袋だけではなく、普段から多めに常備しておきましょう。

災害は突然です。どこで被災するか、いつ薬が手に入るか分かりません。

 

 被災は1日では終わらない

 

 他サイトの非常時持ち出し袋の中身の記事は「無事に避難するまで」に焦点を当てているものが多いです。

 

しかし、家に帰宅できない状態となった場合、避難所での避難生活が待っています。

 

1年以上の日々を避難所で過ごしたケースもあります。

 

被災は1日では終わりません。

避難所生活は不安とストレスとの戦いになります。

 

少しでも不安が無くなるように、必要が出そうな以下のものを挙げました。

 

非常用飲料水袋・ポリタンク

 

 これは聞いた事がない方が多いかもしれません。

大きな災害が起きると断水に陥ると思います。その際、交通が整備されると給水車が水を支給しに来てくれます。

 

その際、身一つで避難してきたあなたはその水を何で受け取りますか?

 

非常用飲料水袋・ポリタンクは使わないときは小さく収納でき、給水時にお水を中に入れて受け取れる容器です。

これが無くて、仕方なく飲料水をバケツやごみ袋に入れるケースも多かったようです。

 

他のサイトには載っていない事が多いですが、高くないので一つは入れておいて損はありません。

 

給水車が一度にくれる水の量は最大10ℓ程度(混乱時は5~7ℓ程度に制限あり)なので袋・タンクの容量は10ℓのものを一つか、5ℓのものを2つ以上用意しておくのが良いと思います。

 

折り畳みタンク▼

 

給水バッグ▼

 

 

モバイルチャージャー付充電ラジオ

 

 手回し充電機能付きラジオはよく見ますよね。

最近はモバイル用端子が差し込めるものがあるそうです。

ライフラインが安定しないとき、携帯は生命線とも言えるので、ラジオを入れておく際はモバイル用端子が差し込めるものにしておくと良いと思います。

手回し機能だけでなく、ソーラー充電機能もあるものが売っています。予算に余裕があれば、そちらでも良いと思います。


簡易トイレ

被災時のトイレ問題は深刻です。水は止まるけど、排泄欲は絶対に襲ってきます。

最近では改善されてきたものの、一例では(トイレの個室は使えないので)グラウンドのサッカーゴールにシートをかぶせ、土に穴を掘り簡易トイレにした例もあります。もちろん、風でシートが煽られる可能性もあります。

 

簡易トイレは百円均一でも購入可能ですが、お勧めのタイプがあります。

個人的には便器に袋をかぶせ、使用の後は凝固剤で固めて袋を閉じて捨てられるタイプをお勧めします。

このタイプだと、便器ではなく、段ボールに被せる事でも簡易トイレにもなります。

 

このようなタイプです▼

 

生理用品

 

 女性の方は生理用品は入れておきましょう。

タンポンでは無く、ナプキンがオススメです。

「え?どうして?」と思った方も居ると思います。

 

タンポンは、長時間トイレに行けない時や、運動時はとても便利です。

 

しかし、タンポンの使用はTSSという症候群を引き起こす原因の一つなのではないかと言われています。驚かすつもりはありませんが、最悪死にいたります。

 

災害時ではありませんが、タンポンを使用していた海外モデルさんには、このTSSで脚を切断した方もいらっしゃいます。

 

被災時はいつもより医療のレベルを保つのが難しくなりがちです。絶対ではないですが、タンポンでは無くナプキンの使用をオススメします。 

 

ドライシャンプー、汗ふきシート、液体歯磨き、ハンドジェル

 

長期避難生活を想定するのであれば、これらは入れておきましょう。

被災地では疲れが溜まり、免疫力が弱まり、風邪を引きがちです。そして、手洗・うがいを含め、体を清潔に保つことは風邪の一番の予防です。

 

 

 

 

 

さて、今回は「初めての防災」について書きました。

その中でも今購入できるものについてピックアップしました。

今回は備え編なので、後日別の視点からの防災についても書こうと思います。

 

このブログが何かのキッカケになったら幸いです。

 

本日もここまで読んで頂き、ありがとうございました。